
金沢市にて雨漏り修理・屋根工事を承っております、濱野瓦(はまのかわら)です。
日本家屋で広く使用されている粘土瓦は耐久性が高く、50年以上も保つと言われています。
とはいえ劣化と無縁ではいられず、ときに雨漏りを起こすことも少なくありません。
強いはずの瓦屋根で、なぜ雨漏りが起きてしまうのでしょうか。
今回は、瓦屋根で起きる雨漏りの原因と、起きたときの解決方法についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
■ 瓦屋根で雨漏りが起きる原因

以下のような原因がきっかけで、雨漏りが起きたかもしれません。
・瓦がズレた、割れた
瓦は丈夫ですが、意外とズレたり割れたりすることがあります。
よくあるのは強風・地震・積雪で、日本海側に面する地域はとくに強い風と雪に見舞われやすく、瓦がダメージを受けやすいでしょう。
一度瓦がズレてしまうと、不安定になって動きやすくなり、ほかの瓦に干渉して破損することも。
雨水の流れが変わって、一部にその流れが集中することになり、雨漏りにつながりやすくなります。
・野地板、防水シートの劣化
屋根は3層構造になっており、瓦の下には防水シート・野地板が敷かれています。
雨は大部分を瓦で弾くものの、隙間に入り込んだ雨水は防水シートの上を流れていく仕組みになっており、二重の方法で雨を防いでいます。
しかし、この2つは瓦ほど長持ちはしません。
瓦が丈夫でも、この2つが劣化して防水性が失われていると、室内の天井にまで雨水が染み込んでしまいます。
・漆喰の劣化
屋根の頂点にあたる棟と、平瓦の隙間には、漆喰が詰められています。
この漆喰は雨水の浸入を防ぐと同時に、屋根の土台を支えてバランスを保つ役割があります。
しかし、漆喰も瓦ほど長持ちしないため、年月が経過するとひび割れが起き、ぽろぽろと剥がれ落ちることに。
浸入した雨水によって棟がゆるんでしまうと、屋根全体の安定性が失われ、ズレや雨漏りの悪化につながります。
・谷板金の劣化
屋根の接続部分が谷状になっている部分は、谷板金というパーツが取付けられています。
この谷板金は構造上、雨水が多く流れ込むことから、雨漏りが起きやすいです。
金属でできているため、変形が起きると雨水が溜まってしまい、サビで穴が空く事態も。
落ち葉などが溜まると、雨水がオーバーフローで逆流を起こし、周囲の建材にダメージを負わせます。
・取り合い部分の劣化
屋根と外壁が接している部分は「取り合い」と言い、こちらも構造上雨漏りが起きやすいです。
ここは雨が入らないよう「雨押さえ板金」でカバーされているものの、劣化が進むとすき間ができやすく、放置すると雨水が浸入します。
すき間を埋めるコーキング材も、紫外線によってひび割れが生じると雨水が入り込みやすいです。
■ 雨漏りを発見したら

雨漏りを発見すると、自分でどうにかしたい気持ちになるかもしれませんが、屋根に上るのはNGです。
転落の恐れがあるほかに、体重をかけて屋根や瓦を傷める懸念があります。
ダメージが重なると、修繕費がかさんでしまうかもしれません。
雨漏りが起きたら、ひとまず雨漏り修理業者や、屋根工事業者に連絡して点検してもらいましょう。
該当箇所の修理や、屋根の葺替えなど、適切な修理方法について提案してくれます。
■ 雨漏りの解決方法とは?

雨漏りは以下のような方法で対処できます。
・部分補修
瓦のズレや割れが原因の場合は、位置修正や差し替え、コーキングによる補修で間に合うかもしれません。
ただし、すでに室内で雨漏りが認められる場合は、野地板の防水シートを貫通しているため、念のため下地を見てもらうのが賢明です。
・漆喰の詰め直し
古い漆喰を砕いて撤去し、新しい漆喰を詰めます。
棟自体が歪んでいる場合は、土台が水分によってゆるんでいる可能性があるため、棟の取り直しが必要になるでしょう。
棟は棟瓦が積み重なってできていますが、取り直しはこの棟瓦を一度解体して、漆喰を使って再度積み直す作業です。
・部品交換
谷樋や雨押さえが劣化している場合は、部品を交換します。
軽度ならサビ止め塗装をする方法もありますが、サビは広がりやすく金属の強度を低下させるため、築20年以上が経過しているなら交換をおすすめします。
・葺替え工事
屋根を野地板・防水シートまで一新させるリフォームです。
新しくすることで屋根の寿命をリセットでき、全体が雨漏りに強い状態に戻ります。
建物全体を守ることにつながるため、築年数の経過したお家でも有意義です。
■ 金沢市での雨漏り修理・屋根工事は「濱野瓦」へ!
★ Before → After

濱野瓦は金沢市を中心に、石川県全域にて屋根工事を承っております。
当方は25年以上、住宅や寺院の瓦屋根を手がけてまいりました。
屋根に関してお困りのことがございましたら、なんでもご相談くださいませ。
また、令和6年に起きた能登半島地震にて、ダメージを受けたままの屋根がございましたら、住宅の応急処理制度を利用することができます。
少ない負担で屋根を修理できるかもしれませんので、詳細が気になりましたらぜひご連絡ください。
屋根のご相談はこちら>>
住宅の応急修理制度について(災害救助法)>>
■ まとめ
瓦屋根で雨漏りが起きる原因としては、瓦や屋根下地の破損、経年劣化によってすき間ができ、雨水が浸入したなどが考えられます。
これらの補修には経験と知識が必要なため、専門業者に修理を任せるのが一番です。
解決方法としては部分補修のほかに、葺替え工事で屋根をリフォームする方法が有効です。



